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チラシとフライヤーとリーフレットの違いとは?チラシの種類と効果について

チラシ

「チラシ」を見たことが無いという人は居ないはず。また店舗や製品の宣伝にも、チラシは欠かせない存在ですね。しかしそのような有名さに比べて知られていないのが、「チラシの種類」についてです。「フライヤー」「リーフレット」「ビラ」「ポップ」…宣伝に使われる紙製品には様々な種類がありますが、その違いはわかりますか?それぞれの違いや集客効果を知って、店舗や企業宣伝に上手に使いこなしていきましょう。今回はチラシ・フライヤー・リーフレット・ビラ・POP(ポップ)の違いとその宣伝効果について詳しく解説していきます。

1.チラシとは?特徴や集客効果

チラシは「安土桃山時代には既に使われていた」とも言われる歴史ある宣伝手法です。店舗や製品の名前・説明を書いた紙を周囲に「撒き散らしていく」ことから、「散らし=チラシ」と名付けられたと言われています。各戸の家に宣伝を書いた紙を配る手法は、江戸時代(17世紀頃)に越後屋(現在の三越)によって初めて大々的に行われ、越後屋が大繁盛するきっかけともなりました。

チラシの特徴

「チラシ」には、以下のような意味・特徴があります。

1)宣伝物の総称として使われる「チラシ」
フライヤーやリーフレット等を含み、広告として使用する印刷物すべての総称として「チラシ」が用いられる場合があります。

2)折込チラシとしての「チラシ」
新聞に折り込まれて配達される「新聞折り込みチラシ」は、配達型の新聞購読者であれば誰もが目にする存在であり、もっとも有名な「チラシ」といえるでしょう。印刷業界では新聞に限らずカタログ折込等の冊子折込チラシのことも「折込チラシ」と言います。しかし一般的には「折込チラシ」というと、この新聞折込チラシと考えて間違いないでしょう。形状は一枚刷り(両面刷りもしくは片面刷り)であるのが特徴です。

3)ポスティングに使用される「チラシ」
新聞配達等を経由せず、直接的に各家庭のポストへ配布される宣伝手法が「ポスティング」です。新聞購読率の低下によって、現在では紙ベースのアウトバウンドな宣伝手法として「ポスティング」を使用する企業・業者が増加する傾向を見せています。ポスティングで配布される宣伝物は全般的に「チラシ」と呼ばれます。

4)配布物としての「チラシ」
街頭での店舗広告のために配る配布物、ティッシュ配りの際に入れ込む印刷物なども「チラシ」の範疇に入ります。

チラシの紙サイズ・厚さ・刷り

新聞折込チラシの場合には、新聞のサイズ感に合わせたB4・B3サイズの紙を使うのが一般的です。折込チラシの場合にはある程度の部数も必要となることから、光沢紙(コート紙)の薄手のものなどが選ばれることがほとんど。折込チラシは規定が厳しく、あまり小さすぎるサイズや厚すぎる紙質は、折込チラシには使えません。

反対にポスティングの場合、サイズ・厚み・形状の選択肢は広がりが出ます。主流としては圧倒的にA4サイズが多いですが、敢えて小さいサイズを選ぶ・大きいサイズで目立つといった手法を取るケースも珍しくありません。

チラシの用途と集客効果

新聞折込チラシ・ポスティングチラシは、幅広い宣伝に使用されます。

【チラシの用途例】
・店舗オープン告知チラシ
・スーパーマーケットの安売りチラシ
・住宅展示場のフェアチラシ 等

新聞折込の場合、全国を対象にした宣伝を行うことも可能であるなど、幅広い地域に対するマス集客も見込めるのが特徴です。反対に「特定の新聞配達所周辺地域のみに絞る」といった地域密着型の宣伝を行うこともできます。

ポスティングでは更に地域の特定が絞り込め、「A区1丁目のみ」「S駅から徒歩3分圏内のみ」といった配布範囲の特定が可能である業者が多いです。新聞折込チラシよりも更に地域性が強いと考えて良いでしょう。また最近では、国勢調査等のデータを使用し、性別・年収・年齢等、ターゲット層が一致するエリアを絞り込んでチラシ配布を行うポスティング業者も出てきています。

 

2.フライヤーとは?特徴と集客効果

フライヤーは英語で「Flyer」と書きます。元々はヘリコプターや飛行船といった「空を飛ぶもの」から撒かれる宣伝媒体であったため、「Fly(飛ぶ)」という単語が入った名前が付けられたようです。直訳すれば「Flyer=チラシ」になるのですが、日本語での「フライヤー」には英語とは異なる意味が生まれているので注意が必要です。

フライヤーの特徴

日本で扱われる「フライヤー」には、「チラシ」とは異なるいくつかの特徴があります。

1)据え置き型もしくは手配り型であること
フライヤーは原則として店舗のカウンターやレジ先等に置かれたり、紐等で吊るされたりします。「店舗を訪れた顧客側が自ら選び、手にとっていく」というスタイルです。ユーザー側が能動的に情報取得をする「PULL型(プル型)広告」の一種とも言えます。

ただしすべてのフライヤーが据え置き型とは限りません。購入商品と一緒にフライヤーが袋に入れられたり、クラブ・ライブハウス等の店先でフライヤーが手配りされることもあります。プル型であり、同時にプッシュ型(PUSH型)でも有りうる宣伝手法と言えるでしょう。

2)サイズが小さめであること
限られた面積への設置を念頭としていることもあり、フライヤーは基本的にサイズが小さめです。記載される情報量も比較的少なく、イベント開催日と簡易マップ等のみといったケースも多々あります。

3)若者向けのオシャレなカルチャーや業種と関連すること
フライヤーの設置場所は、主にカフェやアパレルショップ・ヘアサロン・ネイルサロン等、センスの良さやスタイリッシュさを特徴とする店舗となります。またフライヤーで告知する情報も、若者向けのクラブイベントやフリーマーケット等、若年層を対象としたものであることが多いです。現在では映画チラシ等もこのようなカルチャーの一環として「フライヤー」の範疇とされています。

4)デザイン性が高いこと
オシャレに敏感な層をターゲットとすることから、フライヤーは「デザイン性の高さ」「写真の美しさ」「紙質の良さ」といった見た目のクオリティを重視する作りとなっています。一般的な「チラシ」とは異なり、情報量や「ひたすら目立つ」という意味でのインパクトといった嗜好ではないので注意が必要です。

フライヤーの紙サイズ・厚さ・刷り

フライヤーのサイズは前述の通り「小さめ」が多く、A6サイズ前後が主流となっています。はがきサイズのフライヤーも珍しくありません。もちろんB5サイズ程度のもの等もありますが、新聞折込チラシのような大きなものはほとんどないと言えるでしょう。また「見た目のカッコよさ・オシャレさ」が重視されるため、厚手のマット紙といった高級感のある紙質にこだわる宣伝も多く見られます。

フライヤーの用途と集客効果

フライヤーは上記のとおり、主に「オシャレなカルチャー」に関連する告知に使われる宣伝媒体です。

【フライヤーの用途例】
・アパレルショップ・カフェ・サロン等のショップ宣伝フライヤー
・カフェ等の店舗内で行われるフェア・イベントの告知用フライヤー
・クラブイベント・ライブイベント等の告知 等

ターゲット層が似通うショップ同士の連携によって、両店舗が集客効果を伸ばす効果も期待できます。例えば20代女性向けのヘアサロンのカウンターにカフェのフライヤーがあれば、手に取る女性も多いことでしょう。また、その反対の集客効果も起こりやすいわけです。ターゲットが20代~30代以下であったり、スタイリッシュな要素が多い店舗やイベント、女性をターゲット層とする業種の場合には、フライヤーの導入を考えてみても良いでしょう。

 

3.リーフレットとは?特徴と集客効果

リーフレットとは、「leaf(小さい葉、一枚の葉)」という言葉から生まれた宣伝用印刷物の用語です。英語では「一枚摺りの印刷物」を指すため、前述のフライヤー(チラシ)もリーフレットの一種として考えられています。しかし日本での「リーフレット」は、「折りたたみ式」の宣伝用の印刷物のことを指します。

リーフレットの特徴

日本での「リーフレット」には、以下のような特徴があります。

1)一枚の紙を二つ折り・三つ折り等にしてあること
「リーフレット」と「パンフレット」は混同されがちなのですが、「紙が何枚使われているか」で明確な違いがあります。紙を1枚だけ使い、2つ・3つ程度に折りたたんでメニュー表のようにしたものが「リーフレット」。これに対し、2枚以上の紙を使って冊子のようにしてあるものは「パンフレット」となります。

ただし日本国内では「リーフレット」という言葉の認知度が低いため、一般顧客向けにリーフレットのことを「折り畳みパンフレット」「ミニパンフレット」といった呼び方で済ませていることもあります。

2)厚手の紙で作られていること
リーフレットは原則として、厚みのあるコート紙等を使い保存性を高めてあることが多いです。ただし中には一般的なA4チラシを三つ折り等にして封筒に入れ、「リーフレット在中」としているケースもあります。

3)情報量が多いこと
メニュー表のような形状を取るリーフレットには、多くの情報を掲載することができます。一枚刷りの「チラシ」に比べて、インパクト重視というよりも、中身をじっくりと読んだり検討できるような情報が記載されることが多いです。

リーフレットの紙サイズ・厚さ・刷り

リーフレットの紙サイズは様々ですが、A3サイズ~A4サイズの紙を折ったものが比較的多い傾向にあります。折り方は「二つ折り」「巻き三つ折り」「外三つ折り」「蛇腹折り(ジャバラ折)」等。いずれの場合にもある程度厚み・重み・光沢感のある、高級な紙が使用される傾向にあります。

リーフレットの用途と集客効果

リーフレットは冊子のようなスタイル・掲載できる情報量の多さ等から「一定の保存性が必要となる宣伝」や「比較検討が必要となる宣伝」に向いています。また高級感を演出できるため、美容・アパレル関連の業種との相性も良いです。

【リーフレットの用途例】
・デリバリーピザ、宅配飲食系のメニュー表
・学習塾の宣伝
・老人介護施設等の福祉施設の宣伝
・ネイルサロンの宣伝 等

大きいサイズのリーフレットはしっかりとした重量感がある分、街頭での手配りにはあまり向いていません。ポスティング・店舗や施設に置く据え置き型や、封筒に入れて送付といった配布方法が向いています。保存性の高い宣伝物である分、配布直後の短期集客型というよりも、長期的な集客が見込める宣伝スタイルと言えるでしょう。一枚刷りである分だけパンフレットよりは製作コストを抑えられるのも、リーフレットの魅力です。

 

4.ビラとは?特徴と集客効果

「ビラ」は一枚刷りの宣伝用印刷物を指す言葉です。「紙片」を表す「ビラビラ」から名付けられたとの説もあります。また外国人居留地において「Villa(ヴィッラ・別荘)」を売買するための広告が貼られたことで「ビラ」が定着したという説も。語源にはその他いくつかがあり、発祥はいまだ曖昧となっています。大正・昭和に頻繁に使用されましたが、近年ではやや使用頻度が少なくなっている用語でもあります。

ビラの特徴

「ビラ」の定義はチラシとそこまで大きな違いはありません。しかし以下のような区別があるという考え方もあります。

1)建築物等に貼れる広告物(掲示物)である
ビラは掲示板に貼らせてもらったり、電信柱や住宅の壁等に張って宣伝をする時に使われます。手配りやポスティング等で「撒く(散らす)」のが「チラシ」、紙の一部を張り付けてビラビラさせているのが「ビラ」といった区別です。ただし実際にはビラも「ビラを撒く」と言う言葉があるように、手配り等での配布も行います。

2)政治関連の宣伝物は「ビラ」である
政治関連の配布物・選挙活動における印刷物のことなどは「ビラ」と呼ばれることが多いです。大正~昭和の社会運動・学生運動が盛んであった頃には、政治思想を呼びかける「アジテート(扇動)」を行うための「アジビラ」等も多く作られました。現在でも選挙用語としては「激ビラ」「檄ビラ」「絵ビラ」といった用語が現役として使われています。昭和の頃から使われていた「ビラ」という言葉が根強く残っている業界が政界であるとも言えますね。

ビラの紙サイズ・厚さ・刷り

ビラは一般的には「薄手の紙を使ったもの」「単色刷りのもの」といった、簡易的な印刷物であるというイメージで区別をされることが多いです。サイズ感についてはA6程度の小さなものからA4・B5まで様々あります。ただし政治・選挙関連のビラについては、厚手コート紙等を使用した高級感のあるものも珍しくありません。

ビラの用途・集客効果

ビラは以下のような宣伝・告知に使用されることが多い印刷物です。

・政治関連の広報・告知(政党ビラ・政治ビラ等)
・不動産関連の告知・宣伝 等

とは言え前述のとおり、「ビラ」と「チラシ」にはそこまで大きな区分けはありません。現在でもチラシのポスティングを「ビラ配り」と称することもあります。チラシとほぼ同定義の「ビラ」の場合には、用途・集客効果も共通項が多いと考えて良いでしょう。

 

5.ポップ(POP)とは?特徴と集客効果

POPは「Point Of Purchase」(ポイント・オブ・パーチェス)を短縮させた宣伝用語です。本来は「ピー・オー・ピー」とアルファベット読みをするのが正式なのですが、現在では日本語読みとして「ポップ」と呼ばれることが増えています。

POP(ポップ)の特徴

1)売り場宣伝・広告物の総称
ポイント・オブ・パーチェスを直訳すると「購買のポイント(時点)」ということになります。顧客が購買をするポイント、日本語で言えば「売り場」といったところでしょうか。つまり店内等の「顧客が買い物をする場」において、購買意欲を高めるための宣伝物、そのすべての総称が「POP」ということになります。

2)紙製品とは限らない
POP(ポップ)というと「製品価格や製品情報を書いた紙」と思う方も多いですが、これだけとは限りません。POPは前述のとおり「売り場での宣伝物」すべてを表します。紙製品に留まらず、様々な宣伝物が「POP」となるのです。

【POPの例】
・商品説明カード(販促用カード)
・価格カード(プライスカード)
・店頭ポスター
・のぼり旗(のぼり)
・カウンター等に飾るぬいぐるみやマスコットキャラクター
・掲示されるパネル 等

3)一点物・手作りであることも多い
チラシやフライヤーの場合には大量部数が必要となるため、印刷・プリントには業者を通すことがほとんどです。イラスト等が手書きであっても、一枚一枚を手書きしたチラシというものはほぼありません。しかし「POP」は、顧客に対して配るものではなく「売り場に来た顧客に見せるもの」であることが多いです。そのためひとつの製品に対して、製品POPを一点作ればOKということも珍しくありません。大量生産の必要が無いため、POPを一点一点手書き・手作りするケースも多々見られます。

POP(ポップ)の紙サイズ・厚さ・刷り

POPは上記のとおり、様々な宣伝物を示すものであるため、サイズ・厚さ等の規定はほぼありません。ただし販売物に添える「商品説明カード(紹介カード)」等の場合には、商品を隠さない比較的小さめサイズ(はがき半分程度のサイズ)が選ばれることが多いです。また紙製品のPOPの場合、長期間の展示を考慮し、極厚のしっかりとした紙が選ばれる傾向にあります。

POP(ポップ)の用途・効果

POPは飲食業・サービス業等、顧客と直接的に相対する店舗の多くで取り扱われています。

【POPの用途例】
・書店での書籍の案内・紹介カード
・スーパーマーケットでの割引価格を書いたカード(赤札)
・コンビニエンスストアの店外にあるのぼり(おでん、おにぎり100円等)

宣伝業界でも、POPの工夫による効果は大きいことがわかっています。店内に訪れた顧客のうち、注文するメニューや購買するものを完全に決定している人は3割以下です。POPで購買意欲を高め、購買すべき製品へと誘導することにより、売上げアップ・売出し銘柄の拡大といった効果が期待できます。

 

おわりに

チラシ・フライヤー・リーフレット・ビラ・POP…チラシの種類の違いはいかがだったでしょうか?一見すると同じように見える「チラシ類」にも、意外と違いがありますね。宣伝物の特徴をきちんと押さえ、自店舗・自社商品の強みとマッチする宣伝物を選択すれば、チラシによる集客効果・売上げアップ効果は大きく変わってきます。自店舗・自社製品にはどの宣伝物が合っているか?現在抜けている宣伝手法は無いか?もう一度チェックをしてみましょう。

 

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