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学習塾・英会話スクールの集客率をアップ!ポスティングの効果と成功事例

学習塾・英会話スクール

昔ながらの宣伝方法である「ポスティング」は、より地域に密着した形でのサービス・業種の方が効果を得やすいと言われています。特にポスティング効果が出やすいとされているのが、子供を対象とした学習塾や地元住民をターゲットとした英会話スクール等の教育関連サービスです。

定期的な通学が必要となるサービスは「家から通いやすい」という点が重視されやすいことから、オンライン等で広範囲への宣伝を無闇に行うよりも、塾・スクール近隣に対する宣伝の方が反響率が大きくなります。また各戸のポストへと届けられる「ポスティングチラシ」の場合、オンライン宣伝とは異なる様々なアドバンテージも持っているのです。ここでは学習塾・英会話スクールの宣伝におけるポスティングの効果と、実際の成功事例について紹介していきましょう。

学習塾・英会話スクールのポスティング効果とは?

1)ターゲット層を特定した効率性の高いマーケティング
学習塾や英会話等のスクールは、潜在的ターゲット層が他の業種に比べて限定されています。例えば小学生を対象にした塾の場合、メインターゲット層となるのは子供の居る30代~40代ファミリー層であり、それ以外の層(単身者層、高齢者層)にいくらマーケティングを行っても情報拡散がされる可能性は低めです。

そのため新聞折込チラシ等の広域層に向けたチラシマーケティングの場合、広告を売った数に対して反響率が低い傾向が見られます。特に近年では20代~40代の新聞購読層が減少しており、「いくら新聞で宣伝をしてもターゲットに届かない」というケースが珍しくなくなっているのが現状です。

これに対しポスティングチラシでは、配布するエリアを細かく指定してチラシ宣伝を行えます。国勢調査を元にしたデータから小さな子どもの多く居住するエリアを割り出し集中的な配布を行えば、教育関連の情報を必要としているファミリー層(ターゲット層)に向けて、より効率的に宣伝メッセージを届けられるというわけです。塾・スクール近隣のエリアでこのようなターゲット層を絞った宣伝を行えば、宣伝費用を抑えつつ反響率を上昇させるというコストパフォーマンスの良好化が期待できます。

2)顔写真や内部風景で安心感・信頼感アップ
塾や英会話スクールを選択する上で、顧客側が重視するのが「信頼感」や「安心感」です。
どんな人に教わるのか?
講師はどんな経歴なのか?
授業風景はどんなものなのか?
このような情報が早めに手に入れられるかどうかで、未来顧客のスクールに対する印象は大きく変わります。

「紙面」という形で顧客に情報を与えられるポスティングでは、チラシを手に取った最初の一秒で授業風景や講師の顔といった顧客に安心感を与える要素をアピール可能です。内部風景の画像を大きく取り入れる、わかりやすいキャッチコピーを付けるといった形で、より未来顧客を惹き付けることもできます。

3)チラシ保存で家庭内の拡散性が上昇
他分野の業種に比べて、塾やスクールは「この教室にしようか」という選択を家庭内の複数人で行う傾向があります。子供向けの塾・スクールであれば両親での協議が行われるのはもちろんのこと、家族が興味が持ちそうなスクールについて他の家族が情報をもたらすというケースが多いのです。

「紙」という形に残るチラシは、複数人の間でも閲覧をしやすく、情報が家庭内で拡散されやすい傾向を持っています。デザインやキャッチコピー、体験案内といった魅力をもったチラシを作成すればチラシが保存される確率が上がり、家庭内のメインターゲットへと情報が届く確率は更に高まることでしょう。

4)配布タイミングで反響率を更に上げる
忙しい毎日を過ごす人たちに宣伝やチラシに目を止めてもらうには「消費者がメッセージを受け取るタイミング」も重要になります。例えば社会人向きのスクールを宣伝するのであれば、チラシをゆっくりと手に取り選定してもらいやすい週末等に配布をするのが効果的です。

反対に子供向けの塾・英会話スクール等の場合、教室選択をするのは主に母親ということになります。そのため週前半である火曜・水曜等の午前中に配布を行った方が、チラシ内容をしっかりと見て貰える可能性が高くなるわけです。配布曜日や時間帯を指定できるポスティングチラシであれば、上記のような「未来顧客に見てもらえる確率」を上げやすくなります。

学習塾・英会話スクールのポスティング成功事例

幼児向け英会話スクールA支店では、4月からの新規入学者獲得に向けてのマーケティングとしてポスティングチラシを導入。スクール近隣の20代~30代ファミリー層が多いエリアに絞ったポスティングを行いました。

第一回チラシ配布は2月に開始し、スクール内の様子やネイティブ講師の顔写真等を重点的にアピール。若い母親へのイメージアップを狙い、明るくカジュアルなイメージを強く打ち出しました。更に第二回のチラシ配布では、3月中までの早期契約者向け割引制度や、体験案内等の情報を詳しく掲載してリーズナブルさを強調。ターゲット層の就学への意識が高まる前段階から複数回のチラシ配布を行ったことでスクールへの好印象を獲得し、前年度比較140%の新入生獲得に成功しています。

おわりに

学習塾・英会話スクール等の宣伝では、潜在的なターゲット層に密着したマーケティングを行うかどうかで結果が変わってきます。散漫な宣伝を行うことなくターゲット層を絞り込んだチラシ作りとチラシ配布を行うことが、良い集客結果のみならず長期的に見た宣伝コスト削減にも繋がるわけですね。

 

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