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集客力300%に!チラシのキャッチコピーの考え方4ステップ

キャッチコピー

「集客のためにポスティング用のチラシを作ろう!」と思っては見たものの、キャッチコピーづくりに四苦八苦…こんな宣伝担当者の方は日本中に多くいるのではないでしょうか?チラシの中でもっとも目立つ存在であるキャッチコピーは、ポスティングの集客効果を決める大切な要素です。「なんとなくコピーを決める」と「意識的にキャッチコピーを作る」では、宣伝効果は何十倍も違ってきます。

まずはキャッチコピーに盛り込む「内容」を的確に絞り込んでいきましょう。今回はチラシのキャッチコピーの上手な考え方・決め方を、ステップごとに解説していきます。

1.「現在の問題」をハッキリさせよう

「人が集まって仕方がない」「毎日毎日満員で嬉しい悲鳴」というお店は、積極的な宣伝を行う必要がありません。反対に「集客力のあるチラシを作りたい」「魅力的な宣伝をしたい」ということは、現在の集客状況にはなんらかの問題があるということになります。根本的に言えば「お客さんが来ないのが問題」「売上が上がってないのが問題」ということになるのですが… ここで考えを止めていては「良いキャッチコピー」は作れません。

現在の集客の「問題点」を探ることで、「ポスティング・チラシ宣伝で何を解決すべきなのか」が明確になってくるのです。

 個人経営のネイルサロンの場合
根本的な問題:開店して2年経過するが、売上がなかなか伸びない。

詳細な問題点は?
今までの顧客名簿や売上データ、回転率等から、問題点を詳しく探っていきます。特に問題となっているのはこの例の場合、以下の2点でした。

・頻度の高いリピーターが掴めていない。
・平日午前~午後2時頃までの予約が特に埋まりにくい。

リピート率そのものは低くはないのですが、こまめなネイル利用者が少ないのがネック。また営業時間は以前は午前10:00~18:00だったのをそれぞれ1時間ずつ後倒しに変更したものの、それでも午前~昼の予約が埋まらない傾向です。ここで特定できた問題を解決する!という意識が、チラシのキャッチコピーの考え方では欠かせません。

2.集客問題を解決するターゲット層は?

では上記のような集客問題を解決するために、今後はどのような客層の獲得を狙うべきなのでしょうか?例に上げたネイルサロンの場合、客層の性別は「女性」にほぼ限定されますが、他には以下のような要素が考えられます。

・ネイルに頻繁に来れる(頻繁なリピーターになってくれる)→ 日々の生活に余裕がある層
・平日の昼間に来店できる(午後2時までの来店)→ 専業主婦層または自営業・自由業等
・平日昼間に定期的な来店可能(午後2時までの定期的な来店)→ 子育てに一段落ついている年代

上記のように考えていくと、例に出したネイルサロンの今後狙うべきターゲット層が見えてきます。

【ターゲット層】
・年齢層:40代~50代
・職業:専業主婦がメイン
・世帯年収:600万以上の準富裕層クラス
・住居エリア:店舗から徒歩もしくは自転車で来店可能な地域に居住
・ネイル:美容に興味はあるがネイルサロンは初心者、ジェルネイルを試したことが無い 等

このような「ターゲット層の選定」は、チラシのキャッチコピーを決める上で非常に大切な要素となります。「誰にでもウケる万能のキャッチコピー」という便利なものは、残念ながらありません。

老若男女の誰からも嫌われないように…とすればするほど平凡な印象になり、チラシを誰からも観てもらいにくくなるのです。

反対に「とにかくこの客層にウケたい!」と範囲を狭く特定してチラシ作りを行っていくと、その層からのチラシ反響率は上がっていきます。

3.ターゲット層とマッチする「強み」は?

ここで初めて、店や製品・サービスの「強み」について考えていきます。「強み」とは、他店には無い・他店よりも優れている個性のこと。この点を打ち出せて初めて、見込み客は「この店に行こうかな、この商品を買おうかな」と考えるのです。

【例:個人経営ネイルサロンの強み】
強みとなる部分を、ひとまず全て並べてみます。

・カフェ感覚のインテリア
・5分間の無料ハンドマッサージサービス有り
・初回料金20%割引
・1対1型の完全個人対面型サロン
・ネイリストは大手ネイルサロンで10年以上の経験あり
・かわいい系・ナチュラル系が得意

最初の方に「強み」として登場したということは、経営者様の視点では「インテリア」にだいぶ力が入れられているようですね。しかし自分のアピールばかりに目を向けていては効果的な宣伝にはなりません。

前述のとおり「誰に読ませたいのか?」を想定し、ターゲット層に響くポイントを効率的に打ち出すことが大切なのです。

では上の項目で選びだしたターゲット層の女性たちの視点で、好意的に捉えられそうな強みを考えてみましょう。

【ターゲット層とマッチしそうな強みの順位は?】
1)◎ ナチュラル系が得意→ 40代~50代女性が抵抗感なく挑戦できる上品かつナチュラルなネイルデザインができる
2)◎ 1対1のサロン → 他の客の年齢層などを気にせず過ごせる
3)〇 初回料金20%割引 → 準富裕層に対しては1位になるほど大きな訴求ではないが、「気軽なお試し」としてハードルを下げやすくなる
4)〇 10年以上の経験あり → 高品質な技術がある点は魅力
5)△ ハンドマッサージサービス有り → ネイル初心者にはハンドマッサージの魅力が伝わりにくく訴求力が弱い
6)△ カフェ感覚のインテリア → 大人の女性だとインテリアの好みが分かれやすいため、必ずしも高訴求力とは言えない

経営者側の視点とは、だいぶ順位が変わりましたね。同じ「店舗の紹介チラシ」でも、現在の問題を改善し売上げアップにつなげるには「ナチュラルデザインが得意」という点を最大限にアピールした方が効果的、ということになります。

キャッチコピーではこの情報を最大限に伝えることを重視しましょう。

またその他の比較的優先順位が高い情報(プライベートサロン、料金20%割引等)は、キャッチコピーの次に目立ちやすいリードコピー等でアピールするようにします。

4.「初心者目線」になってみよう

上の3ステップによって、キャッチコピーに盛り込むのは「大人の女性向けのナチュラルなデザインが得意なネイルサロン」という情報ということになりました。では今度は、ユーザー側・初心者側の目線に立ち、彼女たちのネイルに対する悩みや不安・疑問を考えてみます。

【ターゲット層の疑問・不安】
・爪のオシャレをしたいけどうまくできない、面倒
・「ジェルネイルをする=ハデ」ではないかという思い込み
・手が老けたように思う
・サロンに行くのは若い人ばかりかもしれない、行きにくい

上記のような40代~50代女性達の「不安や疑問」を解消することができる!と示せば、来店への大きな誘導となります。この中で最も今回の例のネイルサロンの強みと合致しそうなのは、「ジェルネイル=ハデ」という思い込みの部分になりそうなので、その部分を最優先にしてキャッチコピーにしてみました。

【キャッチコピー】
「大人にネイルは似合わない」と思っていませんか?

ユーザーの考えていることをシンプルに表して、ドキッとさせるスタイルです。また問いかけ式の文章で、ユーザーに向かってチラシ制作側(企業側)が直接的に語りかけているような印象を与えています。次にリードコピーに、補足する情報を加えていきましょう。

【リードコピー】
・一人だけのプライベートサロンでゆったり。(1対1のプライベートスタイルである点を強調)
・ベテランネイリストが作り出す上品デザイン。(大人向けであること、技術力を再強調)
+ 切り取り型クーポン「初めてのあなただけに。20%OFFキャンペーン」

いかがでしょうか?今後の経営を潤滑に行う上で重要なメインターゲット層に響くポスティングチラシが作れそうですね。もちろん、コピーだけでなく画像やカラーリング・フォントも、メインターゲット層の嗜好を考えながら選んでいきましょう。

おわりに

ポスティングするチラシのキャッチコピーとは、単なる「製品の特徴を紹介する文章」にはとどまりません。上記でご紹介したとおり、今後の経営戦略までを踏まえて作っていくべきものなのです。まずは現在抱えている問題点をリストアップして、解決策、そしてメインターゲット層をしっかりと絞り込んでいきましょう。

 

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